2015年08月21日

第23回全国大学女子サッカーつくばフェスティバル大会報告

残暑お見舞い申し上げます。
今大会の大会報告をさせていただきます。

 2015年8月7日、つくばフェスティバルに参加するため24チームの代表者が、一足先にこのつくばの地に集まり、筑波大学体芸中央棟5C216にて代表者会議が行われました。そこでは、大会実行委員長をはじめ、各部署から大会における諸注意、大会協賛企業様からのご挨拶、大会トレーナーの挨拶など今大会の関係者による説明が行われました。
その後、交流を深めるため体芸エリア多目的会場に移動し、懇親会を行いました。懇親会では、筑波大学生が考えたゲームや立食形式での軽食の時間を通して、コミュニケーションを図りました。サッカー環境やチーム状況を話し合ったり、同じ地元同士で懐かしい話をしたりと、積極的な交流を図ることができ、大学間の壁を超えるという意味でも、今大会のスローガンでもある「超越」を感じられた時間でした。

今大会、東日本大震災から5度目の開催となり、大会を通して地域や年齢を超えた交流を行い少しでも復興につながればという思いから福島県の桜の聖母学院高等学校を無償で大会に招待致しました。皆様のご支援、ご協力、誠に感謝しております。

 大会2日目(8月8日)からは、11人制の一般リーグ、8人制のチャレンジリーグに分かれ、各予選リーグが始まりました。全国各地から集まった18大学23チーム、特別招待チーム1チーム約400人の大学女子サッカー選手が熱いプレーを繰り広げました。ここ最近の猛暑が心配されましたが、驚くほどの涼しさで無事終了することができました。
 また、初心者講習会・GK講習会・副審講習会も開催しました。各講習会にはそれぞれ講師を招き、専門的な指導をしていただきました。指導者がいない大学もいくつかあるので、ここで学んだことを今後の活動に生かしていただければと思います。

 大会3日目(8月9日)は、一般リーグは順位リーグに入りました。例年とは異なり、チーム数の関係でトーナメントではなくリーグにしました。また、同日11時からは女子サッカー普及イベント(小学生女子サッカー教室)を開催しました。今年もつくば市を中心に45名の女の子たちが集まりました。小学3年生以上のサッカー経験者とサッカー未経験者・小学2年生以下の2つのグループに分けて、サッカーを楽しんでもらうこと、サッカーを通じて小学生と大学生の枠を越えた交流を深めることを目的に行いました。近年ではなでしこジャパンの活躍によりサッカーに興味を持つ女の子が増えてきています。この女子サッカー教室を今後も続けていくことで普及の一端を担えればと思います。さらに、今年初めての試みでしたが、TGC(つくばガールズコレクション)も多くの方に投票をいただき盛り上がりを見せてくれました。

 大会4日目(8月11日)も天候は良く予定通り試合を進めることができました。一般リーグ優勝は筑波大学、チャレンジリーグ優勝はPKのすえ広島大学となりました。

今年は天候に恵まれ、予定通り大会を進めることができました。今大会のテーマでもあります「超越」のように大会期間中、様々な壁を超えその先にある何かを、それぞれ見ることができたのではないでしょうか。
つくばフェスティバルは今年で23回目でした。今後も継続する中で本大会も新たに発展していかなければなりません。今年度の反省を踏まえ、来年度また新たなつくばフェスティバルとなるよう筑波大学女子サッカー部一同精進してまいります。

最後になりましたが、ご協賛企業をはじめとする、大会を応援して下さった皆様に改めて深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。

平成27年8月20日
第23回全国大学女子サッカーつくばフェスティバル
実行委員長 平 麗実
実行委員会一同

Posted by 筑波大学女子サッカー部(主管) at 10:07│Comments(0)
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